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認定NPO法人スペースふう

ゴミの出ない美しい社会を次世代に。過去の受注データ分析や団体内外へのヒアリングを行い、リユース食器の普及と持続可能な組織づくりをともに考えました!

成果物の中でぜひ見てほしいページや箇所はどこですか。また、その理由を教えてください。

*現状分析から課題設定、調査方針の設定。多面的な分析と網羅的かつ具体的な調査方針の策定を心がけました(中間提案資料)
*受注データ分析と各種ステークホルダへのヒアリング結果。長年に渡って蓄積した受注データをもつことが団体の強みである一方、これらを今後の事業に活かす取り組みができていませんでした。年代別、顧客別、地域別等で分析し、受注拡大に向けた施策を立案しました(最終提案資料)
*イベントの主催者、リユース利用者、団体のスポンサー企業等多岐にわたるストークホルダにヒアリングを行い、事業発展に向けた示唆や団体への期待・要望などを含む率直な声を団体へお届けできました(最終提案資料)
*本アワードで公開する資料の確認をお願いした際に、あらためてプロボノ当時を振り返っての心境や今思うことについて団体からコメントをいただきました。これらを最終提案資料の末尾に「あとがき」として掲載しています。「プロボノが生み出す力」を感じるコメントの数々、こちらも必見です!(最終提案資料)

プロボノチームについて、メンバー構成やチームの雰囲気、打ち合わせの様子など、どんなチームでしたか?

*パナソニックによる企業プロボノ。支援先団体のある山梨4名のほか、東京1名、大阪1名のメンバー構成で、PMをのぞく全員がプロボノ初体験のチームでした。
*団体のある山梨現地メンバーが活動現場に幾度となく参加し、炎天下でリユース食器の貸し出しや回収作業をともに行ったことで、団体とプロボノチームの距離が縮まり一体感が生まれていきました。
*2017年度とコロナ以前のオンラインチームで先進的なプロジェクトでした。チームと団体の全員が初体験のZoomミーティングを楽しみながら、試行錯誤で取組みました。
*チーム、団体が初めて全員集合したのは最終報告会の当日。オンラインで築いた関係性で「はじめまして感」なく盛り上がり、プロボノの新たな可能性を感じました。

プロボノプロジェクトを進める中で、特に気を付けた点、注力した作業、頑張った活動など、どのようなことが印象に残っていますか?

*プロジェクトを通じてスペースふうのことを知るにつれ、この活動を社会からなくしてはいけない、そんな気持ちが生まれてきました。
*弱さやもろさも含めた団体の現状を見つめて寄り添い、身の丈にあった成果物の創出を心がけました。
*団体外部の人間の目で見て感じることを、包み隠さず真っ直ぐにお伝えすることを意識しました。
*仕事の変化や家庭の事情など、メンバーそれぞれにプロボノ活動に注力し難い時期もありました。団体にとっての大きな環境変化が生じてプロジェクトの方向性に迷うこともありました。このように、プロジェクト期間中に様々な出来事が生じる中、全員で協力して補い合ったり、団体側と話し合ってゴールを一緒に見出したり、まさに関わる全員が一つのチームとして走り抜けたプロジェクトになりました。

今後、成果物を、(支援先以外の)どのような団体に役立ててほしいと思いますか?

事業の低迷や組織の持続的運営などにお悩みをもつ団体。

今後プロボノ活動に取り組む人たちのために、プロボノを成功させるヒントや心得などをお願いします。

*自分とは異なる考えや経験をもつ人とのふれあい、これまで知らなかった社会課題など、自分の枠の外側との出会いを受け入れ、プラスに考えること。
*面白そうやん!やってみよ!といったマインドが大切。仕事、家庭、趣味、地域活動などでみんなそれぞれに忙しい中、楽しくてつい参加しちゃう!ってならないと数か月にわたるプロジェクトを走り抜けられません。「楽しくなければプロボノじゃない!」
*成果物はあとからついてくる。ひとり一人が楽しく前向きに参加できれば個人の力が存分に発揮され、結果チームの力が高まって成果の最大化に繋がります。

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