厚みのある調査と具体的なステップ!地域を動かす提案賞
支援先団体 | 信州高山村観光協会 |
支援内容 | マーケティング基礎調査(ステークホルダー連携施策立案) |
プロジェクト詳細 | |
プレゼンター | プロジェクトマネジャー:ふじむー マーケッター:ももさん ナショさん キムハルさん ホセさん ふーちゃん |
成果物の中でぜひ見てほしいページや箇所はどこですか。また、その理由を教えてください。
①数多くの情報を収集し現状分析を実施
様々なステークホルダへのヒアリングや情報収集を行ったため。
②仮説施策を提言し、支援先が実行可能な提案を実施
支援先が求める施策を検討して、実行可能な施策を一緒に議論して決めたため。
③情報発信や体験プログラムを具体的な提案を実施
詳細の実行計画案を提案しているため。
④豊富なヒアリングやアンケートの結果情報
今後村の変革を考える際の拠り所として将来にわたって活用できる。
プロボノチームについて、メンバー構成やチームの雰囲気、打ち合わせの様子など、どんなチームでしたか?
メンバー全員が積極的で、経験やスキルを豊富に持っていました。楽しもうという雰囲気の中で、自発的に役割を担い、活発な議論や品質の高い提案ができました。 平均年齢が高く、オトナでワインを嗜むメンバーが集結。本業では責任ある立場で多忙な中、毎週の定例会議での宿題をこなしつつ、独自に識者ヒアリングを行ったり売り場を探索したり図書館で専門書を調べたりするなど、かなり前のめりな感じで取り組んでいた。村への初訪問時にワインとジビエBBQで歓待され、火が付いてしまったように思います。 村の未来に向けてなにかお役立ちしたいという意識をメンバー全員がもっていました。 誰かに何かを言われるでもなく、自ら自然と半歩前に出るメンバーの姿勢が、高山村の人々の心にも「我々もやるぞ!」と火を灯したように感じます。 落ち着きあるオトナなチームかと思いきや全員パワフル、キックオフからプロジェクト完了まで全力で駆け抜けたプロジェクトでした。元気なオトナが集まるとこんなことになるんだ…と知りました。 プロボノメンバーと村民が深く交わり、関わる全員がひとつのチームになったプロジェクトでした。
プロボノプロジェクトを進める中で、特に気を付けた点、注力した作業、頑張った活動など、どのようなことが印象に残っていますか?
支援先に寄り添い、実現したい姿を一緒に考えることで、当事者意識を持ちながら活動した。村の方々の想いや意見を聞きことで、村全体の取り組みとして、出来るような施策を意識しました。
中間提案では現状分析から考えられる全ての施策を提案、そこから3つに絞り具体的で実現可能な提案を心がけた。チーム内のみならず村とも密なコミュニケーションをとりました。
プロボノチームの定例会議だけでなく村との打ち合わせも毎週設定したことで、担当者の悩みやホンネ、内なる熱い思いが伝わって、互いに影響しあい最終提案で結実できたように思います。
支援先団体の観光協会だけでなく、ぶどう農家・ワイナリー・旅館・飲食店など多くの村民を巻き込むことも意識しました。観光は地域の全ての産業の連携が必要です。村全体でワイン産地化を目指す機運を作り出すことを目指しました。
今後、成果物を、(支援先以外の)どのような団体に役立ててほしいと思いますか?
ふるさとの良さや豊かさを活かした地域づくりを目指す団体。
今後プロボノ活動に取り組む人たちのために、プロボノを成功させるヒントや心得などをお願いします。
プロボノを通じて、日常では出会えないメンバーや団体との交流ができて、大変刺激になり、自分の成長にもつながります。
自分とは異なる考えや経験をもつ人とのふれあい、これまで知らなかった社会課題など、自分の枠の外側との出会いを受け入れ、プラスに考えること。
面白そうやん!やってみよ!といったマインドが大切。仕事、家庭、趣味、地域活動などでみんなそれぞれに忙しい中、楽しくてつい参加しちゃう!ってならないと数か月にわたるプロジェクトを走り抜けられません。「楽しくなければプロボノじゃない!」
成果物はあとからついてくる。ひとり一人が楽しく前向きに参加できれば個人の力が存分に発揮され、結果チームの力が高まって成果の最大化に繋がります。
プロジェクト成果物
これらの資料は、支援先団体とプロボノワーカーのご理解とご協力のもと、ソーシャルセクターの課題解決や非営利組織の基盤強化にひろく役立てる目的で公開・共有しています。
今後のプロボノ活動の貴重な参考とさせていただきますので、資料をご覧になったみなさまには、アンケートの回答にご協力をお願いします。
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